注文住宅とデザイナーズ住宅との違いとは?

注文住宅とデザイナーズ住宅との違いとは?
注文住宅とデザイナーズ住宅とは重なる部分も多くあって、同じような意味合いで使っている人もいるかもしれませんが、本来の姿を言えば両者には違いがあります。デザイナーズ住宅とはデザイン性を重視した住宅のことであって、一般的なものに比べるとその点に特徴があります。特徴があるということは多くの人に好まれるとは限らないということもできますので建売で数多くまとめて売りに出されるようなことはあまりありませんし、一つ一つ個性があるわけです。結局のところオーナーの注文を受けて建築されることが多いことは間違いないかもしれません。これに対して注文住宅とは、別にデザインだけを特に重視しているわけではないことが大きな違いです。住宅にオーナーが求めるものというか重視するポイントは当然ながら他にもあって、デザインはごく一般的であっても構わないから機能性を重視したいなどといったこともあったりします。このように両者はポイントが異なります。
注文住宅ならば思い通りのフェンスを設置できる
フルオーダーの注文住宅は設計の自由度が高いため、建物の外観デザインをはじめ室内の間取りやインテリアなど、家づくりのあらゆる部分を自分たちの希望通りに仕上げることが期待できます。もちろん注文住宅であれば外構ゾーンについても、施主さんの思いのままにデザイニングすることが可能です。例えばフェンスであれば、建物の外観とマッチするようにデザイニングすることもできますし、街並みに溶け込むようにプランニングすることも難しくはありません。また玄関が大通り沿いに面しているような住まいでは、プライバシーを重視するためにパネル式のフェンスにしたり、風通りを重視する場合にはルーパータイプ、採光性を高めるために擦りガラスタイプを取り入れるなど、様々なニーズに対応することが可能です。ただしこだわりが多くなるほど、設置コストだけでなく、設置後の定期的なお手入れやメンテナンスといったランニングコストも増える傾向が強まります。したがって単に好みだけで決めるのではなく、コスト面を含めた長期的な視点で設置するタイプを選択する姿勢が求められます。